「外資系コンサルの3STEP思考術」を読んだ
↑に続いて。もう一冊、思考整理に関して紹介されていた書籍があったので連休中に読んだ。
外資系コンサルの3STEP思考術―――どんな難問にも答えを出せるアタマの使い方
- 作者: 森秀明
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/10/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
先日読んだ書籍はイシューツリーに関するものだったが、本書で登場する「整理、分解、比較」する考え方は同じ目的のように思える。
マーケティングに関する話題が多かったが、エンジニアの自分にとっても仕事でのコミュニケーションや問題解決の際に大切なポイントを教わることができた。
個人的な例だと、対話によるコミュニケーションをしながら問題解決を図る場面は多いが、自分の場合どうしても相手に主導してもらうことが多いのが悩みだった。また、知識不足も相まって話についていけなくなる場面もたびたびあった。
だけど、対話の目的が「相手と認識をすり合わせること」だと考えると、それではまずいと実感できる。
分からないことを聞き返すことは、対話が中断したり本筋とズレたりと勇気がいることだけど、まずは事実を集めるために認識をすり合わせることが最優先。そうしてからようやく、どのような解決ができるかという問題解決のステップに進めるんだなと思えた。
本書の言葉を借りると「対話を通じて共感の土壌をつくる」という言葉もしっくりきた。
思考整理以前の気づきだけど、いいことを知った。引き続き。